どうもご無沙汰してます、中村です。いつの間にやら年が明けてしまいましたね。別にめでたくもないので年始の挨拶を口にするのがひどく億劫です。去年、このブログでは挨拶してるんですが、かなり無理してたんだなぁとしみじみ…
時候の挨拶のような、普段さして気にもしていないことを口にしたり行動に移したりするのって凄くエネルギーを必要とします。自分で言っておきながら白けることも多々あります。
それは何も挨拶や世辞に限ったことではありません。例えば仕事で、自分が使ったことがない物や良いと思ってない物を商品として扱う時、そんな時は罪悪感や恥ずかしさすら覚えます。
例えば「エコ」なんてどうでしょう。それを謳うだけで、さもその仕事が誠実なものであるかのような印象を与えるアレです。猫も杓子も「エコ」で既に使い古された感すらあります。
デザインの世界でも同じく「エコ」という言葉はもはや必須といって良い程浸透しています。実際に環境を大切にすることはとても素晴らしいことだと思いますし、それを念頭にデザインすることはきっと良いことなんだと思います。
でも環境問題と真剣に取り組んでいるデザイナーなんて果たしてどれだけいるのかな?と疑問にも思います。
中村の周りにいるエコ大好きデザイナー達を例に挙げてみましょう。彼らの中にはエコな商品を作って賞を貰うほどの実力の持ち主もいて、普段から環境を大切にしようなどと力強く訴えていたりします。
ところが実際の生活は、ほんのすぐそこにあるコンビニに行くのにも車を使ったり、使い終わったパソコンをシャットダウンせずに放置したり、プリントアウトするのにも惜しむことなく紙を使います。
上記の行動だけを見て駄目だなんて全く思いません。そうではなく、エコが大切だと言いながら、その実それとは全く逆の生活を送っていることが駄目だと思うのです。
自分が大切にしていることを信念にするからこそ価値があるのであって、ウケが良いというだけで、そういうことを軽々しく口にすべきではないんじゃないかと思うのです。
耳障りの良い言葉は大義名分には持ってこいですが、まずは自分がそれに見合う人物にならないと。デザインの技術も大事ですが、それより以前に、本質を見失わない仕事との向き合い方をよくよく考えなければいけないな、と思います。




