最近、仕事でサイトを制作する場合、CMSを使う場合は僕の希望でWordPressを使う事がほとんどなのですが、ある程度ノウハウが溜ってきましたので、何回かに分けてその方法を公開していきます。
第1回は、インストール編です。
Subversion を使ったインストール
WordPress本体とプラグインの一部はSubversionを使ってインストールする事で、インストールと更新作業にかかる時間を大幅に軽減する事ができます。サーバに ssh でログインできて、svn コマンドを利用できる事が求められますが、最近のモダンなサーバではこれらを利用できる事がほとんどでしょう。
例えば、DreamHostやCORESERVER(XREAもかな)には標準でSubversion がインストールされていますし、SAKURA Internetも自分でインストールする事で使えるようです。
さて、インストール方法についてはInstalling/Updating WordPress with Subversionというドキュメントが用意されていますので難しい事はありません。
一度やってしまえば一々ファイルをダウンロードして、FTPでアップロードする…という作業が馬鹿らしくなってしまうくらい簡単だと感じられます。
例えば、サーバのヴァーチャルホスト を利用して、www.example.com というサイトを作る場合、
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$ mkdir www.example.com
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$ cd www.example.com
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$ svn co http://svn.automattic.com/wordpress/trunk/ .
というコマンドを打つだけで、数秒後に最新版のWordPressのインストールが完了します。
これだけだと、日本語表示ができませんので、日本語の言語ファイルもインストールします。
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cd ./wp-content
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svn co http://svn.automattic.com/wordpress-i18n/ja/tags/2.5.1/messages/ ./languages
ここでは、この記事を書いている時点での最新版である2.5.1の日本語ファイルを例にしていますが、バージョンに応じて変更して下さい。
なお、日本語環境をオンにするには、wp-config.php を修正しておきましょう(基本的にはインストール後です)。
続いてプラグインのインストールですが、Plugin Directoryに登録されているプラグインは全てhttp://svn.wp-plugins.org/のリポジトリに格納されていますので、ここに登録されているものは全て、本体と同様にSubversionを使ってインストールすることができます。
例えば、Google XML Sitemaps と Contact Form 7 と 拙作の Limited Category Lists Widget をインストールするには、
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cd ./plugins
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svn co http://svn.wp-plugins.org/google-sitemap-generator/trunk/ ./google-sitemap-generator
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svn co http://svn.wp-plugins.org/contact-form-7/trunk/ ./contact-form-7
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svn co http://svn.wp-plugins.org/limited-category-lists-widget/trunk/ ./limited-category-lists-widget
とするだけで、インストールが完了し、後はプラグインの管理ページで有効化するだけです。いちいちダウンロードしてアップロードするのに比べて、楽だと思いませんか?
Subversion を使ったバージョンアップ
バージョンアップする場合も簡単で本体の場合は、トップディレクトリで、
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svn up
とするだけです。あとは、wp-admin/upgrade.php を実行しましょう。
言語ファイルは仮に本体のバージョンが2.5.2だとすると、
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cd ./wp-content/languages
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svn sw http://svn.automattic.com/wordpress-i18n/ja/tags/2.5.2/messages/
となります。
プラグインは、各プラグインのディレクトリに移動して svn up コマンドを実行します。例えば、Google XML Sitemaps の場合であれば、
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cd ../plugins/google-sitemap-generator
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svn up
で更新が完了します。
ファイルをダウンロードして解凍してアップロードして…という旧来の方法であれば、ファイルを送受信している時間だけで何分もかかっていたところが、この方法だと数分以内に完了できますので、Subversion が使える環境の人は利用しない手はないでしょう。
まとめ、シェルスクリプトを使いましょう
これら、svn コマンドを使ったインストール作業は、非常に簡単ですが、同じコマンドを何度も打つのも面倒な作業に違いありません。
そこで、例えば以下の様な単純なシェルスクリプトを用意して、インストール作業は勝手にしてもらう事にしておいた方が楽でしょう。
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#!/bin/bash
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svn co http://svn.automattic.com/wordpress/trunk/ .
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cd ./wp-content
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svn co http://svn.automattic.com/wordpress-i18n/ja/tags/2.5.1/messages/ ./languages
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cd ./plugins
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svn co http://svn.wp-plugins.org/google-sitemap-generator/trunk/ ./google-sitemap-generator
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svn co http://svn.wp-plugins.org/contact-form-7/trunk/ ./contact-form-7
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svn co http://svn.wp-plugins.org/limited-category-lists-widget/trunk/ ./limited-category-lists-widget
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svn co http://svn.wp-plugins.org/popularity-contest/trunk/ ./popularity-contest
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svn co http://svn.wp-plugins.org/popularity-lists-widget/trunk/ ./popularity-lists-widget
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svn co http://svn.wp-plugins.org/all-in-one-seo-pack/trunk/ ./all-in-one-seo-pack
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svn co http://svn.wp-plugins.org/search-tags/trunk/ ./search-tags
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svn co http://svn.wp-plugins.org/ultimate-google-analytics/trunk/ ./ultimate-google-analytics
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svn co http://svn.wp-plugins.org/wordpress-navigation-list-plugin-navt/trunk/ ./wordpress-navigation-list-plugin-navt
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svn co http://svn.wp-plugins.org/top-level-cats/trunk/ ./top-level-cats
このような内容を installWP.sh のような名前を付けて保存し、インストールしたいディレクトリにコピーします。そして、ファイルに実行権を与えます chmod 777 installWP.sh
あとは、./installWP.sh の様に実行するだけで、自動的にインストールしてくれます。
わずらわしい作業に時間を奪われる事なく、サイト制作に時間を使う事ができるというわけです。
次回はテンプレート編です。





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[...] 前にwordpressをインストールしたことはあったけど、アップデートがちょっとめんどそうだったので今回はsubversionで管理してみる。 このサイトを参考にさせてもらった。 今時の WordPress サイト構築法 (インストール編) [...]
[...] 今時の WordPress サイト構築法 (インストール編)@JACO-BASS 2008.09.25 in ネット | tags: Mac, MySQL, PHP, WordPress [...]
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