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ひとに寄り添うデザインの追求

制約が良いデザインを生む

場合もあるという話です。クライアントの要望(ワガママ?)をはじめ、予算・締め切り・印刷やweb上での技術的問題などなど、何らかの制限や障害が自分では思ってもみなかったようなデザインを生むことがあります。

そもそも創作活動には終わりがなく、突き詰めようと思えば際限なく手を加えることもできるので、制約が“ゴール”になることすらあるのです。

また制約のないデザインなどほとんどなく、クライアントから「自由にやって」と言われてもほぼ間違いなく自由にはやれません。

大学時代は自由にやれないことにちょっと不満を抱いたりしていたのですが、今では制約の中からしか生まれないものもあるんだなぁと思っています。

クライアントのチェックもその1つで、自分で自信を持って提出した案に修正指示(アイデアにではなく、文言追加や写真の差し替えなどの簡単な修正)が来ると、キレイに積み上げたレンガをガラガラっと崩されたような気持ちになりますが、最終的に見直してみると、最初の案より良くなっていたりします。

そういうどうしようもない条件や制約をどのようにクリアするかは、デザイナーの腕の見せどころでありますが、ピンチをチャンスに変えるが如く、制約をチャームポイントに変えることのできるデザイナーは希です。

中村にはまだまだ「うーんこの制約がなければもっと良いデザインになりそうなのに」という思ったところでどーしょーもない無駄なことを考える傾向がありますが、もっと経験を積んで、悪条件を見てもひるまずむしろ「やり甲斐あるよ」って悪条件に真っ向から挑んでいける度胸と能力を身につけたいなぁ。

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