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ひとに寄り添うデザインの追求

コンペに負けて、自分に勝つ

今からちょうど1ヶ月前のこと、中村はコンペを控えたとある制作会社にお手伝いに行っていました。たった2日間でしたが、スピード感と緊張感のある仕事だったと思います。

2日目の仕事も終わりに近づいた頃、プロジェクトを振り返ってある方が中村にこう言いました。

「これでコンペに勝てるという自信はないけど、うちらしいツールになった。もし負けてもやれるだけのことはやったし、後悔はない。うちの会社が掲げてる信念や“らしさ”を曲げて勝っても仕方がないしね」

この方と仕事をしていると、自分のデザインや仕事に信念と誇りをもっているのがよくわかります。ですからこの言葉がきれい事や、ましてや負けた時の言い訳では絶対にないことは確かです。むしろ自分や会社の信念と仕事に自信と誇りがあるからこその発言でしょう。

もし信念を曲げてでも、コンペに勝つための、あるいは仕事を貰うためのデザインをしていたら、自信も誇りも持てません。楽しみながら仕事をするなんて以ての外です。好きなもの、信じているもののために仕事をするからこそ、人は輝けるんだと思います。

ちなみにそのコンペですが、最終候補には残ったものの、残念ながら他社に軍配があがったようです。

ですが当然のように、すぐさまどこが悪かったのか?次回やるならどうすべきか?などなど反省点・改善点を分析しあっていました。

自分たちのスタイルは曲げずに、信念に則って最大限努力する。とても立派です。今回のコンペお手伝いは多くのことを学ばせて頂いた良い仕事になりました。

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